フリーランスSE年収

フリーランスSEの年収相場とメリット・デメリットを実案件を元に解説

フリーランスSE年収
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  • フリーランスSEの年収ってどれくらいだろう?
  • SEがフリーランスになるメリット・デメリットやどうやってなるのかも知りたいな。

SEの方で、なかなか年収が上がらずにフリーランスになろうか迷っている方も多くいるかと思います。
もしくは、既にフリーランスでSEをしていて妥当な年収なのか気になっている方もいますよね。

正直、年収が妥当かどうかの疑いは常に持っておいた方が良いです。
というのも、実際は100万円以上年収を上げられる可能性があるのに、実現できていない方が多くいるからです。

実際に僕がそうでした。

ミツキ
というわけでこんにちは。
本記事はSE歴9年、フリーランスSE歴5年のミツキが解説をしていきます。

自分自身の市場価値を知らない状態でSEを続けた期間、トータルで数百万以上損をしてきた感覚があります。
もちろん、仕事は収入がすべてではありません。

しかし、やはり収入を重要視される方も多いかと思います。
そういう方にオススメしたいのが、スキル・仕事内容に合った年収をしっかり把握しておくことです。

そのためにも、本記事では以下のテーマで解説をしていきます。

  • フリーランスSEの年収の相場
  • フリーランスSEのメリットとデメリット
  • フリーランスSEになるための3ステップ

フリーランスSEの年収に関する記事は色々なサイト・ブログで掲載されています。
ですが、信憑性が低いものや一人の体験ベースで語られている記事も少なくありません。

本記事では、実際にフリコンにて紹介していた案件ベースでリアルなフリーランスSEの年収をお伝えしていきます。
なので、あなたの仕事内容がどれくらいの対価になるのか正確に把握されたい方は、ぜひ最後までご覧になってください。

フリコンにご相談ください

年収の前提となるフリーランスSEの仕事内容

フリーランスSEの年収相場を見る前にまずおさえるべき点があります。
それは、フリーランスSEの仕事内容についてです。

基本的にフリーランスでも会社員でも仕事内容は大差なく、大きく分けると以下の5種類です。

  • 要件定義
  • 基本設計
  • 詳細設計
  • テスト
  • 運用保守

あらためて確認する意味でも、ここでは各仕事内容の概要について解説をしていきます。
もし早く年収相場を知りたいという方がいましたら、フリーランスSEの年収相場より下部へジャンプしてください。

要件定義

まず、システムやアプリケーションなどを構築するにあたって、クライアントに要件の確認を行います。

  • システムを構築する目的は何なのか
  • 最も重視したい点はどこなのか
  • インターフェースはどうするか

など、細部までしっかり要望をキャッチアップします。
もちろんシステムに明るいクライアントばかりではないので、「わかりやすい表現をすること」「例をあげながら提案すること」も大事です。

基本設計

要件定義が済んだら、続いてどのようにシステムを構築するかの概要・流れを決めていきます。
たとえば、システムを構築するのであれば、以下のようなことを決めます。

  • 基盤となるサーバーやデータベースはどのようなスペックにするか
  • システムにどのような機能を持たせるか
  • ユーザーインターフェースはどのようなものにするか
  • 操作性はどんなものにするのか

次の詳細設計で細かいところを詰めていくので、基本設計はあくまで大枠の部分のみです。

詳細設計

詳細設計は、基本設計をもとにプログラマーの方がプログラミングしやすいように詳細を詰めていくフェーズです。
たとえば、システムの機能面の話であったら、以下のような細かいところまで決めていきます。

  • 実装する機能をどのような手法で実装するのか
  • 裏でのデータベースへの情報の渡し方や抽出の仕方はどうするのか
  • 画面に表示する際のロジックはどうするか(数字を表示するなら四捨五入の仕方など)
  • 入力項目の幅をどれくらいにするのか

詳細設計が完了したら、いったんSEの手から離れ、プログラマーの仕事となります。

テスト

詳細設計をもとにプログラマーが実装したシステムに不備がないかチェックをするのが、テストフェーズの仕事です。
ここからは、いわゆる「下流工程」の仕事となります。

テストは、ただテストするわけではなく、バグを起こさないために以下のようにシステムに合わせたテストを行います。

  • 単体テスト:構築したシステムそのものが正常に動くかのテスト
  • 結合テスト:連携するシステムがあるなら、そのシステムと連携したテスト
  • システムテスト:実際に本番で稼働するデータを用いて、当初の要件定義の想定通り動くかのテスト
  • 受け入れテスト:SEではなく、お客様に実際使ってもらって正常に動くか確認してもらう

テストで問題なければ本番リリースを行い、運用保守のフェーズに入っていきます。

運用保守

運用保守で行う仕事内容は主に以下のようなことです。

  • 定常運用:日次・週次・月次で行うべきチェック・更新などを行う
  • 定例報告:月次などでシステムの状況をお客様へ報告する
  • 障害対応:システムに何らかの障害が発生した際に対応する

運用も保守も突発的なものが発生する可能性があり、瞬時に臨機応変な対応をする力が求められます。


フリーランスSEの仕事内容について、大枠はわかったでしょうか?
それでは、次に本題であるフリーランスSEの年収の相場を見ていきましょう。

フリーランスSEの年収相場

フリーランスSEの年収相場に関しては、以下の観点で見ていきます。

  • 全体的な年収相場
  • 上流工程の年収相場
  • 下流工程の年収相場
  • 番外編:プログラマーの年収相場

上記で紹介した仕事内容の中でも、上流工程と下流工程で年収相場に違いがあります。
また、要件定義の仕事だけ・基本設計の仕事だけという形ではなく、上流工程すべて担当の案件も多いため、それぞれに分けてお伝えしてしていきます。

なお、SEに特化せずフリーランスエンジニア全体の年収を確認したい方は、フリーランスエンジニアの年収をご確認ください。

全体的な年収相場

まずSE全体で見た時の年収相場です。
フリコンにて扱っているランダムで選択したエンジニア向けの442案件のうち、SEの職種の年収を見ると以下の通りでした。

対象案件数141件
平均年収の相場7,323,108円
月収換算610,259円

フリーランスエンジニアの年収は7,427,688円なので、若干下回る数値となりました。

なぜフリーランスエンジニア全体の年収よりSEの年収相場が低いのか?
それは、次に見る上流工程と下流工程それぞれの年収を見れば明らかですが、下流工程の年収相場が低いためです。

上流工程の年収相場

上流工程の年収に関して、相場は以下の通りでした。

対象案件数86件
平均年収の相場7,653,488円
月収換算637,791円

注記

  • 上流~下流すべて対応する案件も含まれます。
  • 中には、開発も担う案件もあります。

上記の通り、上流工程はSE全体の年収相場より高い値です。
下流より上流工程の方が年収が高い理由は以下の点からです。

  • 下流での経験も経て上流工程の仕事ができるようになる
  • ある程度開発の経験も必要となる場合が多い
  • テクニカルスキルだけでなくコミュニケーション能力も非常に重要

よりレベルの高いスキルや経験が必要とされるため、年収は上がりやすくなります。

下流工程の年収相場

次に下流工程の年収については以下の通りです。

対象案件数55件
平均年収の相場6,992,727円
月収換算582,727円

フリーランスSEやフリーランスエンジニア全体の年収から見ると、低い数値であることがわかりますね。

ミツキ
僕も実際にフリーランスSEで運用保守をしている時は上記相場くらいの収入でした。

下流工程の仕事は、SEの経験が少ない方もできることが多いため、収入は上がりづらいです。
なので、フリーランスSEでより年収を上げていきたい方は、上流工程の仕事もできるようになることをオススメします。

番外編:プログラマーの年収相場

年収相場の最後に、SEと密接に関わるプログラマーの年収についても見ておきましょう。
プログラマーは、開発をメインとして案件によっては、要件定義・設計やテスト・運用保守の仕事を担うこともあります。

そんなプログラマーの年収相場は以下の通りです。

対象案件数109件
平均年収の相場7,400,278円
月収換算616,690円
注記
プログラミングをメインの案件がベースで、中には上流や下流の仕事も含まれる案件があります。

上流よりは低く下流よりは高い年収相場であることがわかります。
もちろん扱うプログラミング言語によっても年収は変わりますが、運用保守だけできるよりはプログラミングができた方が年収が上がりやすいです。


ここまではフリーランスSEの年収に着目して解説をしてきました。
しかし、収入がすべてではないので、次にフリーランスSEのメリットとデメリットを見ていきましょう。

フリコンにご相談ください

フリーランスSEのメリット

フリーランスSEのメリットとデメリットは、基本的に以下で解説しているフリーランスエンジニアのメリットとデメリットと同じです。

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フリーランスエンジニアのメリットとデメリット

なので、重複する部分がほとんどとなりますが、特にフリーランスSEに言えるメリットとデメリットの紹介をしていきます。
なお、後述する通り、フリーランスSEはエージェント経由で案件を受注するのが王道です。
そのため、エージェント経由の契約形態として主流な準委任契約での仕事をベースに解説します。

まずは、フリーランスSEのメリットからです。

会社員よりも高収入になりやすい

まず、上記で解説をしてきた通り、フリーランスSEの年収相場は約730万円という数字です。

実務経験が3年ほどあればフリーランスSEになることは可能なので、20代後半でフリーランスSEになると仮定します。
もし、会社員でSEをやっている場合、20代後半での年収はよくても500万円くらいです。

つまり、同じようなスキルであれば会社員よりもフリーランスの方が収入が高くなる傾向にあります。

ビジネスパーソンとして生きる力がつく

フリーランスになると、会社員であれば会社がやってくれるようなことを自分でやるようになります。
例を挙げると以下のような事柄です。

  • 確定申告などキャッシュフロー周りの管理
  • 健康保険や年金などの手続き
  • スケジュール管理やタスク管理などの自己管理

すべてビジネスパーソンとして生きていくうえで重要な力です。
会社員では身につきにくい力がつくことになるので、フリーランスSEになるメリットといえます。

残業が少ない

フリーランスSEで案件を受注する際、契約の時に精算幅が決められます。

精算幅とは、

  • 1か月に稼働する時間は○○時間~○○時間の間で
  • 上限を上回った場合は追加で報酬払います
  • 下限を下回った場合は報酬から減額します

という決まりのことです。
基本は精算幅内での業務となり、精算幅の上限も多くて180時間程度です。

そのため、残業時間は少なくすることが可能で、自分のプライベートな時間や副業の時間を確保できます。

経費による節税が期待できる

フリーランスになると避けて通れないのが確定申告です。
雑務が増えて手間という反面、会社員では経費にできなかったものが経費にできるようになります。

具体的にフリーランスSEで経費にしやすいものは、以下のようなものがあります。

  • 通勤で身につけるスーツやカバン
  • パソコンやプリンターなど仕事に関わる電子機器
  • 電車賃などの移動費
  • 自己研鑽のための本やセミナー代
ミツキ
注意してほしいのは、経費と言ってもあくまでお金の出所は自分の財布であること。
経費だからと言って散財しないように注意した方が良いです。

なお、会計の知識が少ない方は、経費にできるものかどうかを一度税理士さんへ確認することをオススメします。

仕事を選択しやすい

フリーランスの場合、案件を受けるかどうかは最終的に本人に委ねられます。

ただし、100%希望に合う案件があるかどうかはわかりません。
多少は条件を譲る部分が出てくるのが通例ですが、それでも会社員よりは選択の幅が非常に広いです。

そのため、あなたのビジョンに合った仕事を選択できます。

以上がフリーランスSEのメリットですが、次にデメリットについても見ていきましょう。

フリーランスSEのデメリット

デメリットとして挙げるのは以下の3つです。

  • 社会的な信用が低い
  • ボーナスや有給など福利厚生がない
  • 雑務に労力が割かれる

一つひとつ見ていきましょう。

社会的な信用が低い

フリーランスになる最もネックな点が社会的な信用が得づらい点です。

最近はフリーランスの方も増えているので、以前よりは悪くないかもしれません。
しかし、以下のような事柄に対しては、貸し出す側も相手がフリーランスとなると不安になりやすいです。

  • 家やオフィスの賃貸
  • 住宅ローン

なので、もし会社員のうちから動けるのであれば、賃貸などはあらかじめ契約しておいた方がスムーズです。

ボーナスや有給など福利厚生がない

フリーランスは、ボーナスや有休などの福利厚生はありません。

最近はフリーランス向けの福利厚生サービスとして、以下のようなサービスもあります。

しかし、会費がかかるものも多く、会社員であれば無料で使えていたものにお金を払う必要が発生することになります。

とはいえ、会費も年会費で1万円程度など額としては小さいので、収入が上がる分を考えると検討をするのも良いかもしれません。

雑務に労力が割かれる

既に解説をした通り、フリーランスは確定申告など雑務を自分でやる必要があります。

慣れるまでは、数十時間かかってしまうことも少なくありません。
税理士さんへ外注するなどうまくやりくりすれば防げますが、フリーランスとして慣れるまでは辛抱が必要です。

フリーランスSEになるための3ステップ

ここまではフリーランスSEの年収やメリットとデメリットについての解説でした。
いざ「フリーランスSEになろう!」と思ったものの、どのようになれば良いのかわからない方もいますよね。

そこで最後にフリーランスSEへのなり方を3ステップで解説していきます。

フリーランスとしてのキャリア構築方針を決めること

フリーランスSEになる上で最重要なことは、キャリア構築の方針をしっかり決めることです。

別にフリーランスに限った話ではありませんが、目的や目標を決めて、そのゴールに向かって走っていく必要があります。
もし目的が不明確なまま走ってしまうと、自分がどこに向かっているかわからずに迷子になることも少なくありません。

なので、フリーランスSEになる前に、まずは大まかでも良いので以下をしっかり考えておきましょう。

  • どんな場所で働きたいか
  • 働く時間はどうしたいか
  • どんな仕事内容を望むか
  • どんな人と一緒に仕事がしたいか
  • どれくらいの年収にしたいのか
  • 早期退職を望むかどうか

年収や早期退職については、いつまでに達成したいかの期限を決めておけるとベストです。

なんとなくのビジョンを決めたうえで、案件探しに入ります。

案件獲得はエージェント活用が王道でオススメ

フリーランスで案件を獲得する方法は色々とあります。

ですが、SEでフリーランスの案件を探すのであれば、エージェントを活用するのが王道でオススメです。
エージェントを使うことで以下のようなメリットがあります。

  • 自分で営業する時間を削減できる
  • フリーランスとしての悩みをエージェントに相談できる
  • 高単価な案件の受注が期待できる

フリーランスSEとして案件を探したいなら、まずはエージェントに登録しておきましょう。

※エージェント登録後の流れについては、「フリーランスエージェントの面談について」の記事にて解説をしています。

フリーランスになる際に必要な手続き

案件が受注できたら、やるべきことがいくつかあります。
挙げるとキリがありませんが、最低限やるべきことは以下です。

  • 管轄の税務署へ開業届を提出する(詳細は、国税庁のHP参照)
    ※屋号を決めておくとなお良し(なくても問題ありません)
  • 事業用の口座とクレジットカードを作る
  • 健康保険を国民健康保険へ、年金を国民年金へ切り替える
  • freee弥生会計などの会計ソフトを契約 or 税理士に顧問を依頼する

調べるといろいろやるべきことが出てきますが、まずは上記4つから準備していくことがオススメです。

フリーランスSEの案件探しはフリコンへ

今回はフリーランスSEの年収を中心に、メリットデメリットやフリーランスSEになる方法について解説をしてきました。

案件獲得方法について解説をした通り、フリーランスSEが仕事を探すのであればエージェントを活用するのがオススメです。
そして、フリコンもエージェントのひとつです。

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フリーランスになるとどのくらいの収入になるか気になるというだけでも、お気軽にご相談いただければと思います。

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