フリーランスとは

フリーランスとは?意味や仕事内容から生活を充実させるポイント

フリーランスとは
  • 今さら誰かに聞けないけど、フリーランスってそもそも何なんだろう?
  • フリーランスにはどのような仕事があるんだろう?
  • フリーランスになるために必要な情報が知りたい。

フリーランスという言葉が馴染み深いようになってきました。
しかし、中にはフリーランスの意味が分かっていない方もいるかと思います。

かと言って、今さら誰かに聞くのも恥ずかしい…ということもありますよね。
そこで本記事では、主に以下をテーマに解説していきます。

  • そもそもフリーランスとは何なのか?意味や定義について
  • フリーランスはどのような仕事が代表的なのか
  • フリーランスとして生活していくためにはどうすれば良いか

近年、新型コロナウイルスの影響もあり以前よりも働き方が多様化してきています。
その中でも、フリーランスになりたい方は増え、国としてもフリーランスを後押しする考えとなってきています。

目指す社会:新しい働き方の定着と大都市一極集中の是正

  • 兼業・副業やフリーランスなど多様な働き方の環境整備
  • テレワーク・在宅勤務、時差出勤等の推進・支援
  • 中途採用・経験者採用の促進
  • 70歳までの就業機会確保

引用元:成長戦略ポータル|首相官邸

とは言え、実際のところどうなのか気になる方もいますよね。
なので、本記事ではフリーランスの実体験も踏まえながら解説していきます。

フィクト
というわけでこんにちは。
本記事は、フリーランス歴約10年、Webディレクターとしてフリコンのお手伝いをしているフィクトが解説をしていきます。

僕の周りでもフリーランスの方は多くいますし、最近フリーランスになった方も少なくありません。
ですが、正しい知識を持っていないがゆえに苦戦する方もいます。

そうならないためにも正しい知識を身につけていただくために、なるべく分かりやすく解説していきます。
フリーランスに興味がある方は是非参考にしてみてください。

※フリーランスの意味や仕事内容ではなく、具体的にフリーランスになることを検討されている方は、「フリーランスになる上で知っておくべきこと」からご覧いただければと思います。

フリーランスの案件探しはご相談ください

フリーランスとは何か

それでは、まずフリーランスとは何なのかというところから見ていきましょう。

フリーランスの定義

「フリーランス」という言葉の定義は、以下のように定義されています。

「フリーランス」とは法令上の用語ではなく、定義は様々であるが、本ガイドラインにおける「フリーランス」とは、実店舗がなく、雇人もいない自営業主や一人社長であって、自身の経験や知識、スキルを活用して収入を得る者を指すこととする。

引用元:フリーランスとして安心して働ける環境を整備するためのガイドライン

要するに、会社に所属せずに個人(一人)で事業を営む人を指します。
「フリーランサー」と呼ばれることもあります。

主な仕事内容は後述しますが、以下のような職種をイメージされることが多いでしょう。

  • ITエンジニア
  • デザイナー
  • マーケター
  • ライター

実際、フリーランス白書2022によると上位を占める職種は以下の通りです。

  • クリエイティブ・Web・フォト系:20.2%
  • エンジニア・技術開発系:17.2%
  • 通訳翻訳系:11.1%
  • 出版・メディア系:9.5%
  • コンサルティング系:8.6%

ちなみに、アメリカにおいてはフリーランスのほぼ半数が執筆作業とのことです(Wikipedia参照)。

続いて、関連用語である個人事業主との違いについて見ていきましょう。

フリーランスと個人事業主の違い

「個人事業主」とは、法人を設立せずに自ら事業を行っている人のことを指します。
自ら事業を行っているというのは大きさが関係ないため、副業で継続的に売上をあげている人も個人事業主となります。

要するに、フリーランスは個人事業主の一部というわけです。
そのため、Wikipediaには以下のように説明されています。

フリーランス(英: freelance)は、特定の企業や団体、組織に専従しておらず、業務委託により自らの技能を提供することにより社会的に独立した個人事業主である

引用元:Wikipedia

なので、フリーランスの方は「フリーランス」と名乗っても、「個人事業主」と名乗っても間違いではありません。

フリーランスの働き方の特徴

フリーランスは、企業と業務委託契約を結んで仕事をするのが一般的です。
そして、業務委託契約にも以下のような2つがあります。

  • (準)委任契約・・・依頼された作業を遂行することが求められる契約形態
  • 請負契約・・・依頼されたものを完成させることにより報酬が払われる契約形態

契約形態によって働き方の特徴に違いがあります。

簡単に言うと、働く時間と場所の柔軟性が高いのが請負契約、収入を安定させやすいのが準委任契約です。

フィクト
フリーランスになりたての頃は特に、フリーランス生活に不安を抱える方も多いかと思います。
なので、ある程度フリーランス生活に慣れて基盤が安定するまでは、準委任契約で仕事をするのがオススメです。

フリーランスの代表的な仕事一覧

続いて、フリーランスの代表的な仕事を見ていきましょう。
挙げればキリがありませんが、ここでは以下の仕事について解説していきます。

  • ITエンジニア
  • デザイナー
  • マーケター
  • ライター
  • 事務
  • 営業
  • その他

ITエンジニア

まず、最もイメージしやすいのがエンジニアかと思います。

ITエンジニアと言っても様々な仕事内容があり、代表的なものは以下です。

  • Webエンジニア
  • システムエンジニア(SE)
  • プログラマー
  • インフラエンジニア
  • サーバーエンジニア
  • データベースエンジニア
  • ネットワークエンジニア

プログラミングを始め、IT技術を駆使して企業のお役立ちをするのがフリーランスエンジニアの役割です。
フリーランスエンジニアの仕事内容に関しては、以下の記事で詳しく解説しているので、興味がある方はご覧いただければと思います。

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フリーランスエンジニア仕事内容

デザイナー

デザイナーに関しても、仕事内容は多岐に渡ります。
Webに関するデザインを行う方もいれば、オフラインでデザインを行う方もいます。

いくつかデザイナーの種類を挙げると、以下の通りです。

  • Webデザイナー
  • グラフィックデザイナー
  • ファッションデザイナー
  • インテリアデザイナー
  • プロダクトデザイナー
  • DTPデザイナー
  • イラストレーター

中でも、人気あるのがWebデザイナーです。
Webデザイナーについて詳しくは以下の記事で解説しています。

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フリーランスWebデザイナー

ホームページなどのデザインを通じて、フリーランスをしたい方は参考にしてみてください。

マーケター

マーケターは、企業のマーケティングを支援するための仕事です。
マーケティングに関しても色々な役割があり、代表的なものとして以下のようなものがあります。

  • マーケティング全体の責任者(プロダクトマネージャー)
  • 企業やサービスのブランディング
  • 広告運用
  • SEO(検索エンジン最適化)
  • SNS運用

基本的には、企業・サービスの現状や市場を分析した上で、最適な施策を打つ仕事となります。

事務

事務職をされている方でも、フリーランスとして活躍されている方は多くいます。
会社員と同様に以下のような仕事で、フリーランスをされています。

  • 経理
  • 人事
  • 営業事務
  • 総務
  • 資料作成
  • スケジュール/タスク管理
  • データ入力
  • 秘書
  • 電話応対

フリーランス事務の仕事内容の詳細、案件獲得方法などについては以下の記事を参考にしてみてください。

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フリーランス事務

営業

続いて、営業職でフリーランスをされている方もいます。

営業は分かりやすいと思いますが、大きく分けると以下のいずれかが一般的です。

  • 商品やサービスを販売する企業の営業代行
  • 販売代理店となって営業

詳細は、以下の記事にて解説をしています。

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フリーランス営業

会社員以上に収入を上げやすく、働き方の柔軟性が高いことからフリーランスへ転身される方もいます。

ライター

ライティング業務も、フリーランスの代表的な職種の一つです。

クラウドソーシングなどを見ると、1日に何件もライティング依頼がされていることが分かります。
代表的なのはWebメディアの記事執筆ですが、以下のようなライティング業務もあります。

  • コーポレートサイトやLPなどのセールスライティング
  • YouTubeのシナリオを書く
  • 動画や音声の文字起こし

文章力だけでなく、SEOやセールスライティングができると収入が安定しやすくなります。

フィクト
僕も一時期はライティングだけで、フリーランスとして月50万円ほど稼いでいた時期もありました。

そして、ライターとして稼ぐために大事なことをまとめると以下の通りです。

  • 自身でブログを運営して、SEOやライティングスキルを磨く
    (ブログがポートフォリオにもなる)
  • 得意分野を作って、その実績を増やす
  • 最初は単価が低くても実績を積んで、徐々に単価を上げていく

その他

ここまで代表的なフリーランスの仕事内容は6つ挙げましたが、その他にも色々な仕事があります。
基本的にどのような仕事であれ、個人で収入を得られるようになればフリーランスとしての活動が可能です。

なので、世の中にある仕事すべてフリーランスとして活動ができることになりますが、その他でよくある仕事について残り3つ紹介します。

クリエイター

まずはクリエイターです。
デザイナーもクリエイターのうちの一つですが、他にも以下のような仕事があります。

  • YouTuberなど映像クリエイター
  • 動画編集者などの動画クリエイター
  • Webや映像・アートなどのディレクター

一見すると華やかなイメージの強い職種が多いです。
しかし、当然ながら他の職種と同様に地道な努力が必要となります。

更に、映像クリエイターなどはインフルエンサービジネスのため、収入が安定しにくいのも懸念点として挙げられます。

フィクト
YouTuberなど会社員の延長でフリーランスになれないような仕事は、まず副業から始めるのがオススメです。
副業であれば、うまくいかなかった時に後戻りしやすいので。

士師業

以下のような士師業でフリーランスになる方も多くいます。

  • 医師
  • 弁護士
  • 税理士
  • 行政書士
  • 司法書士

エンジニアやデザイナー等のように案件を紹介してくれるサービスが少ないので、人脈を活用するのが大事です。
ここまで紹介した仕事よりもフリーランスになる難易度は上がるものの、会社員からフリーランスになった時の収入UPも期待できる職種と言えます。

美容系

美容系も色々な職種があり、フリーランスになる方も多い職種です。
具体的にフリーランスになりやすいのは、以下のような職種が該当します。

  • 美容師
  • ネイリスト
  • スタイリスト

上記のような職種は、いわばファンがつきやすい仕事です。
店舗勤務の際に何度も来店いただいた方(リピーター)は、フリーランスになってからも引き続きお願いしようとなることが多いです。

そのような方やSNSなどで新規のお客さんを確保することで、フリーランスとして生活する方も多くいます。


ここまでフリーランスの代表的な仕事について紹介してきました。
しかし、他にも挙げればキリがないほど色々な仕事でフリーランスをされている方がいます。

興味がある仕事や既にされている仕事があるなら、そのような仕事でフリーランスをしている方がいるか確認すると良いでしょう。

フィクト
フリーランスで稼ぐことを見据えて、これから仕事を探す方はエンジニアがオススメです。
未経験から就職・転職できる会社もありますし、テックアカデミーなどのプログラミングスクールで、プログラミングスキルを身につけて就職・転職するのも良いでしょう。

フリーランスになる上で知っておくべきこと

ここまでは、フリーランスとは何なのかをテーマに解説をしてきました。
続いて、これからフリーランスを目指す方に向けて、フリーランスに必要な知識や準備すべきことについて解説していきます。

フリーランスになろうか迷っている方は、是非参考にしてみてください。

フリーランスのメリットとデメリット

まずは、フリーランスのメリットとデメリットについてです。
詳細は、「フリーランスのメリットとデメリット」にて解説をしていますが、それぞれ以下の通りです。

  • 収入が上がりやすい
  • 仕事を選択しやすい
  • 人間関係のストレスが減る
  • 経費計上で節税が可能
  • 働く場所を選びやすい
  • 週3日などの稼働でも可能
  • 副業がしやすくなる
  • 何かあれば仕事を変えやすい
  • 色々な経験を積みやすい
  • 収入が不安定になりやすい
  • メインの仕事以外の作業が必要
  • 社会的信頼が下がる可能性がある
  • 福利厚生がなくなる

なんでもそうですが、迷った時は選ぶ理由と選ばない理由を天秤にかけると良いです。
人によって何を重視するかなどの価値観はそれぞれなので、フリーランスになるべき理由とならない理由を天秤にかけ、どうするか選択すると良いでしょう。

フリーランスに向いている人と向いていない人

次に、フリーランスに向いている人と向いていない人についてです。
残念ながら、全員が全員フリーランスに向いているわけではありません。

いくつか特徴をまとめると以下の通りです。

  • 自己管理能力が高い人
    →自己管理:スケジュール・セルフマネジメント・金銭管理など
  • オンとオフの切り替えがうまい人
  • 変化や成長を求める人
  • コミュニケーション能力が高い人
  • 仕事が好きな人
  • 会社員という安定を求める人
  • 責任感がない人
  • 自己管理能力が低く管理してほしい人

フリーランスに向いている人の特徴に関しては、現状当てはまらなくても身につける気持ちがあれば問題ありません。
ポイントは、成長意欲があるかどうかです。

要するに、柔軟性高く変化に対応していくつもりがある方であれば良いわけです。

フィクト
僕もフリーランスになった当初は成長意欲くらいしかありませんでした。
ですが、今では会社員よりもフリーランスの方が向いていると感じています。

フリーランスになるための必要な準備ややること

最後に、フリーランスになるために必要なことを見ていきます。
基本的なフリーランスになるための必要な準備ややることは、以下の通りです。

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フリーランスやること・準備

フリーランス準備リスト

上記を含めたフリーランスになるためのステップは、以下の記事で解説をしています。

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フリーランスになるには

ステップのみを抜粋すると以下の通りです。

  1. フリーランスになるために必要な知識をつける
    1. フリーランスとは
    2. フリーランスのメリットとデメリット
    3. フリーランスの年収
  2. フリーランスになる前の準備をする
  3. フリーランスの仕事を獲得する
    1. エージェントを活用する
    2. ビジネスマッチングサービスを活用する
    3. 人脈を有効活用する
    4. SNSやブログなどの情報発信をする
    5. 企業へ直接営業するか営業代行を活用する
  4. フリーランスになるための必要な手続きを行う
  5. 充実したフリーランス生活を送る
    1. 目標と目的の明確化
    2. 定期的にスキルや経験の棚卸し
    3. 人との繋がりを大切にする

初めて会社員からフリーランスになる際は腰が重たくなってしまうかもしれませんが、一つひとつステップを踏めば問題ありません。
ですが、フリーランスにとって最も怖いのが、仕事・収入が安定しないことです。

途中で引用したフリーランス白書2022でも、以下の通り収入の満足度が低いことが分かります。

  • 非常に満足:7.1%
  • 満足:25.9%
  • どちらでもない:24.9%
  • 不満:29.0%
  • 非常に不満:13.1%

コロナ禍以前と比較すると、満足度が下がっている統計であることが分かります。

そのため、フリーランスになるなら、まず仕事が安定するための販路を確保することが重要です。
そこでオススメしたいのが、エージェントサービスを利用することです。

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